ざくろの特徴

ザクロの原産はイランで5000年前から栽培され旧約聖書や古代の医学書などにも登場しています。昔から生薬や食品として、健康や美容に好んで使用されています。ザクロはシルクロードを通ってイランから中国そして平安時代、日本へ渡来しました。最近スーパーフードとして注目されています。

ビタミン、ミネラル、ポリフェノル（タンニン、アントシアニン、エラグ酸）、クエン酸や女性ホルモン（エストロゲン）によく似た成分が含まれ別名女性の果実や「生命の果実」とも呼ばれています。
ざくろの成分は殆んどザクロの種にあります。この理由でザクロのエキスは種の一部が含まれています。

ポリフェノル（タンニン、アントシアニン、エラグ酸）は美白、抗酸化、生活習慣病予防作用やアンチエイジング効果があります。
エラグ酸はメラニン色素を黒くするチロシナーゼという酵素の働きを抑える力があり（シミや黒ずみを消す）ので美白に効果的でいつまでも若々しいお肌に役立ちます。

女性ホルモンは美肌、生理不順・バストアップ・ヒップアップ、髪のツヤ、更年期障害,骨粗しょう症、ＬＤＬ（悪玉コレステロール）を下げる、前立腺肥大、ストレス緩和、老化防止、スタミナ向上 、免疫力向上、脳機能改善、抗炎症作用、前立腺対策や環境ホルモン緩和に効果的です。

そのまま（大さじ一杯）、シリアル、パン、お菓子や料理にお使いください。

ザクロの原産地ペルシャ（現イラン）から地中海沿岸に伝播しヨーロッパへ、 東へはシルクロードを経てインド、中国そして日本へ渡ってきました。

日本で名所になったザクロの語源は、イラン南西部の「ザクロス山脈」です。英名はPomegranate（ポメグラネイト）、ペルシャ語でアナール（Anar）、またはナル（Nar）と言います。ザクロの学名は:Punica granatum、ザクロ科ザクロ属です。

ザクロはゾロアスター教の根本教典である『アヴェスター』（Avesta）紀元前6世紀に（アケメネス朝ペルシア時代）れいはい時に信者さんにザクロジュースとばら水を飲まされてことは記録されています。
ペルシャ医学（Yunani）や古代ギリシャでは、多くの医学書にザクロの効能が書かれています。医学の父、
ヒポクラテス（紀元前4-5世紀）の医学書や哲学者デオフラストス（紀元前3-4世紀）の医学書にもザクロの効用についての記述が見られます。また、パピルスに書かれたエジプトの医学書をはじめ、中国の漢方書や、インド『アーユルヴィーダ』にもその効果が記載されています。

コーランで3回もザクロのこと忌記述されアラハマン(Sureal-Rahman)では天の果実と書かれています。
イランでは、ザクロは汚れた血液を浄化してくれると昔からザクロが「果実の王様」と言われ別名ザクロを「飲む宝石」とも言われています。
日本のざくろはほとんど自生に近いままで放置され、食用や薬用じゃなく、花を眺めて楽しむためです。

原産地イラン産のザクロは自然種で、きびし、砂漠と高原でつたていますので木は生命力はつよいので高品質なザクロが収穫でき農薬は全く使う必要はないです。栽培に化学肥料も不使用です。